WiMAXがシェアを伸ばすためのコラボ先を考える

WiMAXの未来を想像する

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ユーザー数を伸ばすための手段は1つではない

スマホに熱中

WiMAXを運営するUQコミュニケーションズは2022年2月に5Gに対応したギガ放題DXプランの通信規制に対し撤廃することを発表。当時すでにこのプランを契約していた多くのユーザーが実際に1日の内に数十ギガバイトものデータ通信をおこない検証しましたが、見事に通信規制されることなくインターネット観覧が実現できたと話題に上がりました。

 

このように、WiMAXは少しずつですがサービスを展開する上で品質の向上に努め、同時に新しい芸能人を起用したCM戦略など、多方面から利用者数増加のためにベストを尽くしているように感じます。

 

圏内のエリアを日本全国で少しずつ増やしていくこと。新しい無線技術5Gを導入し高速回線が可能なエリアを増やしていくこと。繁忙期には割引キャンペーンを各種プロバイダで開催させ、WiMAXや安くて良心的なサービスであると消費者に認識させること。テレビコマーシャルでギャグ要素を取り入れたり、人気のある俳優を起用して若年層にもサービスの存在を知らしめること。特徴的で有名なマスコットキャラクターを使って大々的に宣伝をおこなうこと。

 

これらは全て過去のUQコミュニケーションズとその関連企業がおこなってきた事業戦略です。しかし、残念ながら近年はWiMAX契約者の増加傾向が停滞してきており、増え続けてはいるものの、なかなか3600万人の大台に乗せることができていないようです。

 

そこで、今回は、広告戦略などではなく、実生活においてWiMAXの存在をアピールしていく方法が何かないかを考えていきたいと思います。

フリーWiFiスペースでWiMAXを無料レンタル

大学

喫茶店やコンビニ、図書館や大学、空港など様々な場所でいま無料でWiFiが利用できる時代ですが、実際のところ、無料WiFiは極めて不十分なサービスだと私は思います。なぜなら、データ通信量が少ないケースが多く、また、セキュリティの観点からあまり思い切ったことができないため、自由に使えるものの、それだけでは決して満足できません。無料なのですから当たり前ですが、ここにWiMAXが付け入る隙があると考えます。

 

もし、大学などの成人が集まる場所で定期的にWiMAXの無料レンタルお試しコーナーが設置されていたら、どうでしょうか?きっと多くの人目に止まり、こんなに通信しても規制が入らないなんて驚きだという声が上がるはず。エリア判定で△のキャンパスだったとしても、いっそのことその大学に電波基地局を設置してしまえばいいのです。

 

そうすれば、大学生たちがWiMAXの通信速度に驚き、また膨大なデータ通信許容の量を見て、これで月々数千円なら安いだろうと判断してもらえるでしょう。さらに、この大学の生徒であれば、契約から最初の2ヵ月間は料金が半額になるなどという割引キャンペーンもアピールしていけばいいのです。

 

アパートやマンションとのコラボ

マンション

壁が薄いと悪評名高いアパート経営会社のレオパレス。あそこの物件はどのアパートも独自に用意された無線WiFiサービスを提供しており、その品質は賃貸と同じくとても酷いものです。安かろう悪かろうの精神をずっと保ち続ける悪質な会社と言っても過言ではありません。が、しかし、そんなレオパレスの物件はまだまだ契約者を獲得し続けられているのも、また事実です。

 

レオパレスの物件の特徴は、壁が薄いだけではありません。独自のネット関連サービスを提供したり、机やベッド、テレビなどまで最初から取り揃えてくれているため、貧困層にとっては、かなり助かるサービスでもあります。

 

このように、レオパレスの戦略を参考にし、WiMAXを利用しそうな世帯層に対して露出する機会を増やすのもまた1つの手でしょう。

 

例えば、有名なアパート管理会社とコラボし、入居後2ヵ月間は無料でWiMAXが使える。工事は一切不要。面倒な手続きは必要なく、不動産で手続きをする時に賃貸借契約書などと共に少しサインをするだけでOKということにすれば、かなり利用者が増えそうな気もします。

 

実際にWiMAXを使ってみて満足できなかったお客さんは、違約金ゼロで解約をすることも許容し、これもアパートの契約前にきちんと説明しておくべきでしょう。そうすれば、WiMAXに対する好感度や信頼感の向上に繋がるはずです。

 

バスや電車などの電波を強化し年に何度か無償提供

station

今のところバスはともかくとして、電車の中で通勤中にWiMAXを使うと、電波の安定性に関してはそこま良くないと感じている人も多いでしょう。そこで、駅や駅と駅との中継地点に電波基地を設置し、これまで以上にWiMAXの電波を届きやすくした上で、この回線を年に何度か一時的に無料で開放するのです。

 

もちろん、モバイルルーターを搭乗者全員に配るわけにはいきませんので、WiMAXの回線をルーター無しで使わせます。例えば学生が夏休みに入った1週間ぐらいほどの期間。この期間だけ不特定多数の人たちにWiMAXの回線を無償提供し、期限が切れたあとに本プランを宣伝します。

 

今まで期間限定で無料で使えていた便利なサービスが突然終わってしまうと、人々の心理は「渇望」へと変わり、WiMAXについてインターネットで検索するようになるでしょう。そこで、もしタイミング良くお得なキャッシュバックキャンペーンなどが開催していたとしたら、とても良い誘導の仕方になると思わないでしょうか。とにかく人の多いところで、たくさんの人にWiMAXに触れてもらい、もっと使い続けたい人は低額でいいのでコストを支払ってもらうように仕向けるのです。

 

無償提供はただのボランティアではありません。餌を撒くことで魚を育て収穫をする。これが近代的なビジネス戦略ではないでしょうか。